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2008.12.26 06:19 PM 投稿:by しりあがり寿
本の挿画

ここ最近、挿画を書かせてもらった本がいくつか出ました。、今日はそのご報告ってことで。



josou.jpgえーと最初は湯山玲子さんの「女装する女」(新潮社)。いやー、湯山さんてのはクラブ雑誌の「ラヴパ」の編集長やったり、美人寿司やってたり、「今」に飛び込んでモノを見たり書いたりして、ご自身三国志に出てきそうな人間のデカイ人なんだよなー。今回の本も「へー、なるほど」みたいなカンジで評判いいです!






wagahai.jpg

次はえのきどいちろうさんの「我輩はゲームである」(集英社)。これはVジャンプで15年連載してたヤツでまだやってます。いやー、ゲームまわりのエッセイなんだけど、えのきどさんのあの独特な語り口が、またさらに文豪エッセイ風に味付けされてて、テーマとのギャップがサイコーです。対談でボクも参加してます。






ojisan.jpg

3番目は高橋源一郎さんの「おじさんは白馬にのって」{講談社)。これも週刊現代に連載中なんだけど、いつも高橋さんの世の中を見る目にうならされてます。ストリップやラブドールのショールームや取材でついていけるし、楽しい仕事だわい!はは
この前なんかお歳暮だとかで奥様が持ってこられたパンが質量ともにスバラシクて、お礼に2度メールしちゃいました。




burenai.jpg

4番目が齊藤孝さんの本、「ブレない生き方」(光文社)「1分で伝える技術」(PHP)齊藤さんにはまだお目にかかったことないけど、実は同じ高校出身。本読んでるとすごく頭の回転の速そうな気がするぞ!いつかお会いできるといいな。






nankyoku.jpg

最後は京極夏彦さんの「南極(人)」(講談社)。これは「どすこい」の続編になるのかな、京極さんてホント、プロフェッショナルというか、怖いのもオモシロイのも両方キチっといけてスゴイと思います。この絵はブックデザイナーの祖父江慎くんの事務所で彼の目の前で「あーでもない、こーでもない」と書いたもの。いやー楽しい仕事だったな。





こんなふうに見てみると自分がかかわっただけでもオモシロイ本がいっぱい出てる。

出版不況というけど、オモシロイ本はオモシロイぞ。

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