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gif-neji みどこ

本展では、新作の『回転作品』をメインに、マンガの原画なども展示されます。
ここでは主な作品のみどころを紹介します。

【第1章】マンガなど

■ マンガの代表作原画

しりあがり寿の漫画家としての仕事をご紹介。
デビュー単行本『エレキな春』のマンガ原稿から、近年のイラストレーションまで、原画約50点を一挙公開。

しりあがり寿「いやー、どれもこれも懐かしい、黄ばんでるところがまた味があってたまらん。しかし昔の方が絵が上手いんじゃないか?」

■ 墨絵

部屋全面に和紙を貼った墨絵インスタレーションなどを各地で行なってきたなかから、2015年に行われた展示『崩と回』の『崩』の部分を展示。

しりあがり寿「大きな絵は気持ちいいです。誰か紙貼ってくれたらどこでも出かけてって描きたいっす。」

■ ゆるめ~しょん

しりあがり寿が2006年より取り組んでいる、ロトスコープなどによるゆるいアニメーション(=ゆるめ~しょん)が、約50点並ぶ。

しりあがり寿「《家族》は、絵は止まってて、セリフだけ動いてるんだよ。この面白さは実際見なきゃわからないだろうなー。」

【第2章】回転作品

■ 回転派

回転派のアトリエは、そこにある全ての物が回転している。

しりあがり寿「最初はそれぞれ独立した展示だったんだけどね。今回くっつけちゃいました。」

■ まわる歴史 新作!

まわる歴史博物館。我々の心に刻まれた歴史のイメージは真実なのだろうか? 
歴史は回転する事によって、今までと違った一面を見せてくれるだろう。

しりあがり寿「最初はそれぞれ独立した展示だったんだけどね。今回くっつけちゃいました。」

■ 回る白昼夢 新作!

日常の何気ない無力なモノたちが、回転することで獲得したものとは何であろうか。
領収書が、何かのDISCが、靴下が…約600点、回る回る。

しりあがり寿「最初はお花畑って呼んでたんだけど、なんとなく白昼夢になった。お花畑でもいいんだけどね。」

■ ダルマ

本来、動いてはならぬダルマが、群れをなし、回転して歌っている。

しりあがり寿「まぁこれはね、ダルマは強がってるわけです。偉そうな歌うたいながらどこを目指すでもなく自分の周りしか見てないような。こういう人たちいるよね」

■ 回転道場 新作!

舞台は人里離れた“回転道場”。しりあがり寿扮する老師と、“回転”の極意を学ぼうと厳しい修行に明け暮れる弟子たちのエンドレスな日常を描いた20分の短編映画。

  • 《回転道場(映像作品)》2016

    《回転道場(映像作品)》2016

    老師を支える巫女役に女優・緒川たまき。そして弟子役に、映画監督・深田晃司(映画『淵に立つ』2016年カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞 受賞)など、幅広い出演者も見もの。

  • 《回転道場(映像作品)》2016 撮影風景1

    《回転道場(映像作品)》撮影風景

  • 《回転道場(映像作品)》2016  撮影風景2
  • 《回転道場(映像作品)》2016  撮影風景3
しりあがり寿「これで自分の経歴に緒川たまきさんと共演てのが加わったのがスゴイ。そして深田さん、おめでとー! 弟子たちも、ご苦労であった!」



…… and more!

まだまだ新作!あります!