::: いたち草 :::

第1話
いたち草に囲まれた洋館
私は名探偵柳家吾郎。どうやら私のところにはよそじゃラチがあかないヤバイ仕事ばかり集まってくるようだ。フッ、命を落としかけたコトも2度や3度ではない。しかし、この事件は……、そう、“いたち草”のこの事件はそれまでとはなにか違う危険を予感させた。依頼が来たとき、私のなかに不安がよぎった。それは意味のない謎の迷宮、果てしない選択肢……。断ればよかったのかもしれない。だが気がついたとき、私は依頼主に指示された洋館の前に立っていた。
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